Sennheiser PXC 550-II Wirelessのレビュー
Amazon.comで220ドル程度で12月中頃に購入し、1月に到着した。 配送は最遅にしたが、10ドルも変わらないので最速のがよろしいかと。Amazonは数年前にグローバルでも配送できるようになったので、Amazon.comで新しいアカウント、住所、支払い方法を入力すれば誰でも手軽に買えます。関税も込みなのでその辺りの心配はありません。
- 動機
2万程度で購入できるノイズキャンセリングヘッドホンを探していた。
今のトレンドではSony WH-1000XM4一強と言われているが、3,4万は掛けたくなかった。店頭で使用したところ側圧が強めに感じたので選ばず。
BOSEのノイズキャンセリングが着用してよかったものの、 BOSEには特有の音があると聞いて少し抵抗があったし、ちょっと高いので断念。
ライフハッカーの記事を読んでこの製品を知り、国内流通では4万程度していたが、米アマゾンでは2万ちょいで購入できたのでそちらで購入した。
BOSEは公式アウトレットがあってそちらだと安価だったので当時は少し後悔したが、今は満足している。
環境としては Mac book Air - Zoom U-24 - audio-technica AT501CS - PXC 550-II という接続形態
- 側圧
そもそもヘッドホンなので多少はあるが、数時間だとあまり気にならない。気になってきたら広げてゆったり覆うようにしている。またはイヤホンに移行。
- マイク
未使用
部屋で掃除をする時は利用しているが、途切れたことはない。
- 電池持ち
帰宅したから基本的に有線で利用している。5~7日程度持つので概ね満足。欲を言えばもうちょっと伸びてほしいが仕方がない。
- 音質・ノイズキャンセリング
音楽は好きであるが、数千程度のイヤホンで過ごして来たため詳細なレビューは述べることはできない。Appleのあれ、Xiaomiのあれ、FinalのE500、AfterShokzのAeropexぐらい。
簡単に述べれば、楽器一つ一つを集中して聞けば聞き分けられるような分解能には満足している。 高音は特に気にならず、少し低音が弱めかなと感じるが、イコライザーで対応可能だろう。
ノイズキャンセリングは3段階(なし、あり、強いあり)で調整でき、強めではキーボードのカタカタ音(銀軸)は全然聞こえるが、冷蔵庫や冷暖房のノイズなどは聞こえなくなる。個人的にはこれで満足している。
- UI・UX
一番大きかったのは、ボタンを押さなくてもヘッドホンのon/offができることだ。 消したかどうか忘れることがあるが、一目瞭然なため非常に助かっている。
アプリではファームウェアの更新、イコライザー、ヘッドホンの設定がある。
ヘッドホンの設定にはボイスアシストのAlexaの設定ができるが利用していない。
音声通知がなし、SE、ロボット音声で知らせるかが決められる。電池残量が少なくなった時にロボットではいつも聞いている音量以上が出て何度も言われるため萎えていたが、SEに設定してからは静かで気にせず過ごせるようになった。以前はなかったようなので、おそらくファームウェアのアップデートで改善された気がする。
触感操作の音量上げ下げは簡単に行える。 タップでの再生停止は微妙で少し反応が悪いというより早すぎると認識されない様子。MacでのAmazon musicやChromeでYoutube再生時、音量は0にはなるが、そのものは再生はし続けるような状態だった。
未だにmicro-USBを使用しているのが残念である。発売は新しくUSB-Cで良かったのでは。inchargeXを買ったのでこの問題は個人的には解決済みだが充電速度が。
- 総合
初めての高級ヘッドホンは非常に満足な製品となった。特に国内価格を考えると2万ぐらい得したのかーという満足感は非常に大きい。ただ4万でこれを選ぶのは悪手だと感じる。というのもその価格帯では他社の良い製品があり、選択肢が多いのとメリットは薄いからである。
音楽を聞くにしても何にしても大きな不満はないのだが、タップでのジェスチャーは微妙。
ワイヤレスで断線もないし、電池が終わる数年間は十分に使えるはず。 これからゼンハイザーを利用していくかはわからないが、この製品は愛用していく予定。